「第34回日本道路会議 優秀賞」受賞
受賞名: | 「第34回日本道路会議 優秀賞」受賞 |
論文題目: | 初期ひび割れ率ごとに整理した損傷進行速度と表面処理工法の効果 |
受賞者: | 佐々木 厳(材料資源研究グループ 総括主任研究員) 新田 弘之(材料資源研究グループ 上席研究員) 永原 篤(日本アスファルト乳剤協会 技術委員長) |
受賞日:令和3年11月5日
贈賞組織名:公益社団法人 日本道路協会
賞の概要:
道路技術の向上と道路事業の促進への寄与の観点から、独創性、有用性、信頼度、明解度および発表
態度・質疑応答等を勘案し、内容及び発表が特に優秀と認められる論文を表彰。
研究成果の概要:
舗装の延命を図ることができる予防的な修繕工法の活用が期待されているが、ライフサイクルコスト
検討のためには路面損傷の進行程度を的確に評価する必要がある。表面処理工法の効果を定量的に評価
するための試験舗装において、調査区間約140mの初期のひび割れ状態が異なることに着目し、評価区
間を1m毎に分割して結果整理を行った。調査開始時点でのひび割れ率に応じて進行速度を整理するこ
とにより、短期間の調査結果からでも寿命推定のための劣化曲線を導くことができることを見出すとと
もに、これをもとに表面処理工法の効果を検証した。
